地元の産業、伝統、景観など残したい、守りたい、発展させたいなどの想いを実践している団体や人を集め、持続可能な地域事業をつくるための地元情報ポータルサイト「地元びいき」http://jimoto-b.com/ の ☆天水だけの「棚田」で米づくり!Project☆ イベントに参加してきました。
今回のイベントは、日本の棚田百選にも認定されている千葉県鴨川市にある「大山千枚田棚田」http://www.senmaida.com/index.php で行われました。テーマは「棚田を知る」「農を知る」「ここで生きる人と接する」、そして「遊び」

これまであまり「棚田」を気にしたこともなかったのですが、棚田の景観は非常に美しかったです。
棚田景観1 棚田景観2

いざ、田植え開始ですが、植え方がわかりません。ということで、最初は地元農家のエキスパートお婆様から植え方のイロハを教えていただきます。纏まっている苗から4本小分けにし、鉛筆をつかむように苗を持ちそのまま泥中にインします。
苗纏まり 地元農家エキスパート

植え方を教えてもらったら、皆で横一列に並びひたすら苗を植えていきます。結構深い田んぼで膝ぐらいまで足が埋まってしまいます。子どもたちはモモまでズボッと入っちゃいます。
田植え横一列 こどもたち

横一列で植えること5時間ほど、途中で苗を踏んじゃったり、植えたはずの苗がプカプカ浮いてたりしながらも、約200平方メートルほどの棚田への田植え完了しました。
田植え完了 苗

今回の参加者たちは年齢から国籍まで多様な軍団。外国籍の方たちは、Another Japanさんのツアーの一貫として参加されてました。
ちなみに、Another Japanさんは、通常のツアーにはない体験イベントや日本の伝統を感じられるものを提供し、記憶に残る旅にすることを目指すと共に、地域の活性化につながるツアーを提供しています。http://www.another-japan.com/

今回、田植えを行った美しき棚田、「大山千枚田」は日本で唯一雨水のみで耕作を行っている天水田です。そのような場所では動植物も貴重なものが多く生息しています。いま盛んにいわれている生物多様性の宝庫なのです。
この棚田を残すために、地元農家の方たちは自分の田を育てながら、地形の関係で「機械を使うことができない」棚田も管理しています。今回体験して管理していくことの大変さを知ることができました。
今回のコンセプトにもある、「棚田を知る」「農を知る」「ここで生きる人と接する」ことは非常に大事なことだと実感いたしました。

次回は、草取りイベントを実施するようなのでご興味ある方はご参加ください。

参加者たち

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