コワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2015 の記事として。
自己紹介
私は、五反田・大崎駅最寄り6分ほどの場でVACANCY OFFICE GOTANDA(以後VACANCY)というコワーキングスペースを営んでいる小山と申します。
今初めてVACANCYのことを知ったという方は是非とも覚えておいてください。スペースの読み方ははカッコ良く言うと、ウにてんてんで、ヴェイキャンシーオフィス、そこまでカッコ良く発音シたくない方はバカンシーオフィスでも良いです。
まずは、なぜ読み方が良くわからん名前にしたかについて。
VACANCYとは日本語に訳すと、「空っぽ」とか「空室」とかの意味です。
実は、2013年にコワーキングスペースを五反田で立ち上げた時に、そのスペースは「テナント募集中」のまま運営していたので、「空室」という意味の「VACANCY」というスペース名にしました。
故に、不動産情報サイトではVACANCYを運営していたサンユー西五反田ビル3Fは常に「テナント募集中」のままでした。もなので、テナントを借りたい人がいれば引き渡さなければならないという条件で運営していました。
2014年9月まで「テナント募集中」のスペースでコワーキングスペースを運営し、その後現在のスペースに移転しました。
現在のスペースは、3F建て一棟ビルの1Fと2Fの2フロアー運営です。1Fはスポット利用、イベントスペースとして、2Fは月額会員優先スペースとして運営しています。
また、元々今のビルは1年以上利用されていなかった廃墟みたいなスペースで、1Fスペースは以前はガレージ。2Fは作業場みたいな感じでした。
特にガレージだった1Fはトイレもなければエアコンもなく、入り口の扉すらなかったので改装が大変でしたが、友人や会員さんの助けをいただきながら、自身でできるところは自身で、移転予定のある企業や閉店予定のスペースから不要なものをいただき、総額100万程度でスペースを完成することができました。
今後どうする?
運営センスがない中で、これまで3年ほどスペースを運営してきて経験値だけは溜まってきました。
世の中ではあまり知られていないスペースではありますが、多くの方に利用いただき、これまで出会う機会がなかった方々との繋がりは圧倒的に増えました。
特に、移転後は「なんでVACANCYで?」というような秀逸なスタートアップ企業の方々と場を共にする機会も増えてきました。
また、賃貸契約をせずにスペースを運営する経験、廃墟状態のスペースを改装する経験、1フロア運営と2フロア運営など、スペース運営に関する経験も積まれてきました。
今後は、今の場の活用だけにこだわらず、「人の繋がり」を含めた「経験」を活かした展開を目指していっちゃおうかなと。
今年の5月くらいから実質的な実入りはないのですが、25名を超えるようなイベントの場として「VACANCY別館サービス」を始めました。しかし、本当の目的は「場が欲しい」と「場を提供したい」の双方の要望をマッチングさせる的なことでした。
これまでコワーキングスペースとして「場」を運営してきた経験からこのような相談も受ける機会が増えています。
また、他のコワーキングスペースや五反田・大崎周辺との企業連携、強いては大学(目の前が立正大学)との連携なんかもできればなと思っております。
今や、五反田のコワーキングスペース=CONTENTZになっちゃってる、そのCONTENTZさんとも「ゆる~い」連携を行っております。まあ言うなれば、If you can’t beat them,join them.ですわ。「長いものには巻かれろ」と。。
後は、VACANCYで主催したり、開催していただいているイベント間での人の繋がりはあまりないので、その辺の強化もできればなーと思っております。
今後のVACANCY OFFICE GOTANDAの行く末を見守って下さい!
明日は栃木県足利市のSPOT3 Masatoshi.Yamada さんです!
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