皆様こんにちは。
VACANCYガールの「のん」です。
私が担当しているVACANCY会員さん紹介のインタビュー企画ですが、今回はオーナーの小山さんにやってもらいました。
インタビューって結構大変なことも感じてもらいつつ、会員さんのリアルを引き出してもらいたいです。
小山さん(以下敬称略):こんにちは。残念ながら今回のインタビューは私が担当させていただきます。
内藤さん(以下敬称略):「・・・・・」
小山:まずは、会社名から教えてもらっていいすか?
内藤:日本農業株式会社の内藤です。
小山:直球な社名ですね。何やっている会社なのか教えてもらっていいすか?
内藤:基本的には農産物の輸出。日本の農産物を東南アジアで売る、というシンプルな仕事をしています。
小山:どういう農産物?
内藤:今売ってるのはりんごです。いまはりんごだけ。日本のりんごは海外のものに比べて特に美味しいんです。みかんとかでも日本のものは美味しいですけど、りんごはもはや違う食べ物なんじゃないかっていうくらい美味しいんです!
小山:へー!
内藤:あと日持ちするので輸出に向いているっていうのもあります。
小山:なるほど。日本農業株式会社さんは何人でやられているんですか?
内藤:今は5人ですが、6月から6人になります。2016年1月に2人で立ち上げて…。
※写真の外国籍っぽい方々は別会社の方です
小山:内藤さんと永田さんですね。VACANCYはそ2016年11月ごろからご利用されてましたね。そもそもなぜお二人はこの会社を始められんですか?
内藤:まずひとつは、僕たち目に見えるものが好きなのでITとかコンサルティングとか金融とかよりも、りんご5トン10トン15トンがタイのスーパーに日本のものが並ぶ、とか視覚的にどデカくあるっていうことに魅力を感じて…
小山:もともと農業に従事してたとか?
内藤:僕マッキンゼーのコンサルティングにいたんですが、そこでずっと農業をやってました。
農家がどうこうというよりも、世の農業がどうあるべきか、というようなフワフワした問題を国だとかクライアントとかと扱っていて。
小山:そういうときに、もっと農家に寄り添った仕事に興味を?
内藤:もともと農家が好きで、大学のころから農家に滞在したりとかよくしていたんですけど、国が農業を良くするためには農家が儲からないといけないので。国がなにかやるのは大事なんですけど、結局は農家が頑張っていかないといけないと思ってはいました。
小山:志し高い!今やってて大変なことはなんですか。
内藤:うーーーん。。。
小山:たとえば想定していなかった苦労とか…
内藤:基本はないですね。ただ保険とか所得税とか払うのが面倒だなっていうくらいですね(笑)
小山:へー、若いって素晴らしい!もう出荷は開始してますか?
内藤:既に、一度テストでやって、3月からタイへ出すので明日から一カ月行ってきます。
小山:え、明日。。ちなみに、他に同じようなことやってる競合とかあると思うんですが、ここは他には負けないぜ!というところ教えてもらっていいすか?
内藤:ひとつは若くて気合いが入っているとこです。
小山:そこ?(笑)
内藤:タイのタイ流築地市場みたいなところにひたすら行って端からノックして絶対美味いから買ってくれって直接交渉に行ける輸出業者はそういないので。
小山:ダイレクトに購入者との販路を拓いているわけですね。
内藤:生産者側にも同じく、一軒一軒回って一緒にがんばろうと。そこまで気合入っている業者は他に居ないのでそこが唯一の差別化ですね。やっていることはいたってシンプルですが。
小山:若さと行動力かあ。うらやましい!あとは?
内藤:あとは、、、、まあ、それぐらいしかないです!(笑)
小山:おお、若さと気合のみですか(笑)まあ、これからですからね、ちなみに皆さんはもともと大学の仲間?
内藤:中学高校も同じで、昔から知ってる幼馴染ですかね。
小山:みんな農業に興味が?
内藤:そういうわけではなかったんですけど、みんな食べ物は好きなんで(笑)
小山:あと、ちょっといやらしいこと聞いて良いですか?スタートアップやっていくなかでお金のこととか。
内藤:今は年収200万とかでやっています。当然ですが、みんな前職と比べると給料が圧倒的に下がってます。基本的にランチは「すき家」か「マック」で、貯金を切り崩しながらなんとか生きてます。
会社の資金については、投資家やVCや我々の事業に関連しそうな企業産などとお話しさせていただいてまして、ある企業さんから『農産物の輸出大事だから一緒にやっていこう』ということで投資いただけそうな感じになってます。
小山:え!?もう目処ついちゃったの?もう、卒業やないか。
内藤:そうですね。
小山:随分とアッサリと言うね。。ちなみに、俺は今日めちゃくちゃ2日酔いだからね。。
内藤:そうですか。
小山:・・・・・・
小山:で、今後は東南アジア以外にも進出を考えてますか?
内藤:はい、今度はアラブ圏をぶち破りたいと思ってます。
小山:おおー!
内藤:アラブはお金持ちも多いですし人口も多いけど難しい市場なので、そこはやっぱり僕たちみたいに直接行けて頑張れる人が開拓すると大きいんじゃないかと。
小山:若さと気合と突破していくと。。そのときもりんご?
内藤:じゃないかもしれないです。但し、まずは「りんご」で勝負してみて3,4年後にはそれ以外のものもやりたいなと思っています。
小山:アラブ圏でそういうことやってる会社はまだない?
内藤:たぶんですが、ないんじゃないかと。
小山:アラブ圏でやれそうな感触が?
内藤:ありますね。
小山:ということは既にアラブからの接触があったり
内藤:いえ、ないですが。ただイケそうっていう
小山:出た!若さと気合。
内藤:基本作物作っていない国で輸入してる国は今後世界中の人口増えてって生産量が増えていかない中で絶対に食べ物が足りなくなるので、その中でチャンスがないわけはないので。
小山:そうか。そういうデータを鑑みてやられてイケそうと言ってるんすね。
あ、あと、VACANCYを利用しているの明確かつ感動的な理由とかありますか?
内藤:いえ、たまたまです。
とはいえ最初は3,4箇所のスペースで日替わり的な感じで利用してまいたが、なんかここが一番ゆっくりできたというのと、意識高い系なスタートアップとかでピリピリした感じの人もいないく、結論としては居心地良かったからVACANCYにしたという感じですかね。
小山:私も農業系のスタートアップ会社は初めてで、だからなんか傍から見てて楽しいです。是非とも頑張ってほしい。
内藤:ありがとうございます。
小山:今度の海外はみんなで?
内藤:今回は最初の大口出荷りんごなんで、皆で行きます。どかんと陸揚げされるところ、りんご5トンがずらずらっと出てくるところを皆で見に行きます。
小山:それはタイのスーパーマーケットに定期的に卸していくの?
内藤:そうです。
小山:今後羽ばたいていく会社だと思いますが、VACANCYもどんどん進化していくので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。
いやー「若さ」と「行動力」推しでしたが、その裏にはマッキンゼーなどで培った分析力もあるし、なにより彼らは語学能力が皆すごいんです。ほぼネイティブ。
流暢な英語を武器に、東南アジアそしてアラブ諸国での展開を期待してます!
出資も入るのでVACANCYも卒業ですね。。。
スタートアップな皆様、VACANCYを利用していると順調に資金調達や販路開拓、世の中の注目度が高い企業になれますよ〜。
ということで、新規月額会員さん大募集なので、宜しくお願いします!!
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