こんにちわ!会員さんインタビューのコーナー(?)です!
今回はVACANCYの委員長(的存在)、蛯名明さんにお話伺いました。
私(のんちゃんです)もいつも大変おせわになっております。
というわけで若干緊張ぎみ!鼻息荒め!で参りましょう!!
のん:よろしくお願いいたします!
早速ですが、まずは蛯名さんのお仕事内容からご紹介いただけますか!
蛯名さん(以下敬称略):よろしくお願いします。
個人向けの保険屋をしています。いわゆる町の保険屋さんですね。
のん:JC(公益社団法人 東京青年会議所)の活動もされてますよね!
恥ずかしながらわたくし、JCがどういうものかよく知らずHPを拝見いたしました。 (http://tokyo-jc.or.jp/)
”社会の発展に貢献するために活動し社会的課題に取り組んでいる”
ということが書いてありましたが、正直よく分かりません!すみません!教えてください!
蛯名:そもそもなぜ保険屋がJCに参加しているかというと、人の役に立ってナンボだと思って生きているのでお客さんや自分の子供たちにとっていい未来になればいいなと思って活動しています。そのなかのひとつがJCです。
JCというのは40才前の会であること。
目的は“まちづくり”と“ひとづくり”なんです。
“ひとづくり”というのは経営者や家に帰れば殿様的立場の人間がここに集まっている仲間と部活のように上下関係をもって切磋琢磨していくこと。
のん:人を鍛えるということなんですかね。
蛯名:そんな感じ。
“まちづくり”というのは、僕は品川区の委員長なので、品川をよくするために、子供たちに色んなチャレンジの機会の提供をしています。
例えばスポーツの面で言うと、最近の体育では怪我しないようにラグビーなんかも接触禁止でやってるとか…。
でも昔はそういうところからコミュニケーションが生まれていました。そういう失ったものをあらためてやるという機会ですね。
のん:それがちびっこ相撲であったりとか?HPで見ました。
蛯名:そう!行政は公共性が強すぎて優劣をつけたり怪我をさせたりすることする状況が作れない、会社だったら儲けにならないことはやらない、そういう行政や会社のやらないところをJCはやる。それがJCのいいところ。
のん:なるほど!NPO団体の活動と通じているように思うのですが?
蛯名:そうですね。JCとNPOの違いは確かに分かりづらいんですけど、
NPOは自分たちが頑張って町をよくする、ひとつのミッションに対してひとつの団体がずっと続けていくというスタンス。
JCはまずミッションを誰かに渡すための最初の口あけを目的にしています。
だから順番で言うと、問題があってJCがあってNPOがある。JCが繋げていくことでNPOなどの頑張る団体が増えていく、というのが理想的な流れ。
のん:つまりJCの役割は問題をどう解決していくか、道筋を立てるということ?
蛯名:まさにそう。
のん:JCのHPを拝見すると、区ごとに独立してそれぞれ活動しているようにお見受けしたのですが、他の区と連携して活動を行うことは?
蛯名:あります。一見すると区がそれぞれ独自の活動を行っているようですが、そうした個々の活動が集まって、東京、関東地区、日本、世界を良くしていこうという世界組織ですから。
例えば今度品川区、目黒区、大田区の中学生を対象に英語スピーチをやります。
のん:こどもの相撲も多くの区でやられているようですね。
蛯名:そう。相撲は各区必ずあります。7月末には国技館で全国大会があります。
のん:すごい規模!ところで保険屋さんのお仕事とJCの活動は関係していますか?
蛯名:保険屋業が10年経って、顧客貢献ってどうなんだろうと意識したんです。
お客さんは家族とどこかの町に住んでいるわけで、町がよくなればお客さんにとっても良いことだし、結果僕にとっても良いことだし。直接的な仕事というよりは顧客貢献の一環としてJCの活動に参加しています。えらく遠回りだけど(笑)
のん:すごいなあ蛯名さん。長いスパンでお考えなんですね…
蛯名:保険てなかなか単純に加入しづらいと思うんです。
保険てお金を預かってる割に納品がないので。いつ納品するかっていうと死ぬ時なので、ざっくり50年とか80年とか。だから80年スパンで考えてもいいんじゃないかと思って。
のん:(長尺すぎてくらり…)
蛯名:あと“まちづくり”と“ひとづくり”をJCの活動を通してやっているわけですけど、売上アップについては五反田でやっている朝活で力を入れています。
のん:朝活について詳しくお聞かせ願えますか。
蛯名:団体名がBNI(http://www.bni-mt.com/)というのですが、毎週30人が集まってお互いの売り上げを上げるために会議をするんです。
どうしたら売り上げが上がるかお互いにプレゼンし合って、それを聞く会。
のん:ひとりに対してみんなが考える?
蛯名:そうそう。自分は他の29人のために動くし、29人は僕のために動く、という仕組みが成り立っている。
のん:One for all, all for one てやつですね。
蛯名:毎週そこで人間関係を作って、その上で相談しています。5年前に僕がこの五反田支部を立ち上げたんです。それ以来毎週。
公共な活動をJCで、売上アップをBNIで、と2つの大きな経営者団体に所属していて活動してます。
のん:なるほど。蛯名さんがいつもお忙しそうな訳が分かった気がします(笑)
では、VACANCYのご利用についてお聞きしたいのですが、蛯名さんはいつからここをご利用に?
蛯名:2013年くらいからかなあ。長いです。
のん:ご自宅も遠いし立地的には、
蛯名:不便ですよね(笑)でも良くしてもらっているので。
他のコワーキングスペースとの差で言えば、システマチックじゃないところ、人と人との連携があるところが良くて。
のん:それって蛯名さんのお仕事のスタイルにも通じてますね。
蛯名:そう。あと喫茶店じゃなくてここにくる理由として、「いらっしゃいませ」じゃなくて「おかえりなさい」的な…
のん:…言いましょうか?
蛯名:や、メイド的なやつになるから(笑)
でも「ありがとうございました」より「いってらっしゃい」って感じるというか、、
そういうホーム感がすごくいいなと。個人事業主なんで家に居ればそれでおわり、なんですけどここにくれば出会いがありますしね。
のん:人間味オフィスVACANCYですからね。
ここに求めることはなにかありますか。
蛯名:まずは潰れないでほしいということ(笑)
保険は永くっていう観点から考えると、ここの利用者の何人かは登記をここにしてるし長く続けるということを絶対頑張ってほしい。小山さんの重荷にならない程度に。
のん:そうですね!ほかに現状なにかご希望ありませんか。
蛯名:どうかなあ… 今までほんとに色んな希望聞いてもらってるし。プリンター置いてって言ったら置いてくれるし、シュレッダー欲しいって言ったら買ってくれるし、2Fを24時間利用にも…
のん:今なんか言ってみましょう!!
蛯名:(笑)
んーあと、強いて言うなら仕事中は仕事させてほしい(笑)
のん:小山さんめ…
蛯名さんにかまってほしくてしかたないんですから。大人のくせに。注意しときますね。
最後に、蛯名さんの今後の展望をお聞かせ願えますか。
蛯名:JCの話で言うと、いま結婚しない男が増えてることが日本をダメにする、と勝手に思ってて。以前から動いていた、結婚したい男性を支援していく“婚活塾”を今月から始めるということ。
結婚したいけど、自分にコンプレックスがある人はとりあえず来い、と。入会金とかも考えたけどやめた!
のん:ほんとですか!以前その計画をお手伝いさせていただいていたときも良心的すぎる内容でしたけど…
蛯名:それは今までのお客様が僕を支えてくれているから次のステップが出せるわけで。
結婚して家族を持って、保険に入ってくれればと。『源氏物語』レベルのスパン(笑)
のん:壮大ですね…!
蛯名:「保険に入ってください」って200人に断られても2,3人に当たればいいっていうような仕事の仕方だと僕は30年保険屋を続けられないと思ったので。続けるためにはストレスを失くさなきゃいけないし、失くすためにはどうしたらいいかなといろいろ考えて…ね。
のん:なんだか生き方を考えさせられるお話です…!私は以前、蛯名さんの“婚活塾”を少しお手伝いさせていただいたときに、お仕事の括りが大きすぎるように感じていて。というのも婚活を支援する活動が保険のお仕事に繋がるまでがとても長いなあと、私の感覚ではとても捉えられなかったんです。でもお話を聞いて、それが保険屋さんのお仕事や蛯名さんの考え方と地続きになっているんだと分かりました!勉強になりました!!
お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました!
蛯名:ありがとうございました。
以上、会員さんインタビューvol.5 蛯名明さま編でした!
蛯名さんが皆に慕われる理由が分かる、お話でした。
とってもおにぎりが似合うような柔らかな雰囲気とやさしい物腰の蛯名さん。
人のために考え動く労力を惜しまない生き方に心の底から脱帽です。
(私なんてほんと自分のためにしか生きてないんだから…反省だよ)
VACANCY移転2周年のお祝いに、看板(↑写真左端)のプレゼントを発案しVACANCYのゆかいな仲間たちにお声かけくださったのも蛯名さんでした。
いつもありがとうございます。
長くなってしまいました。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
保険のご相談はぜひ蛯名保険事務所へ!
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